このページは、気体のオゾン放出をメイン機能とする「オゾン発生器」のページです。
オゾン発生器とは、気体のオゾンを発生させ、消臭や除菌、感染対策に利用する機器であり、脱臭機や消臭機、オゾン発生装置などとも呼ばれることがあります。
オゾンを水に溶かしこんだオゾン水生成が目的の場合、オゾン発生器ではなく、オゾン水生成器のページに移動して下さい。
オゾン発生器には、業務用と家庭用製品があります。
業務用と家庭用では、オゾン発生量、風量、使用環境など、何から何まで違います。
家庭用オゾン発生器は、業務レベルでは使えませんし、逆に、業務用製品は無人環境で使用する必要があるため、それを知らずに一般のご家庭で使うことは危険です。(オゾンの性質をよく理解したうえで正しい使い方をされる場合は別です)
業務用・家庭用、用途にあった適切な製品をお選びいただくために、当サイトでは「業務用」と「家庭用」を明確に分けています。下記ボタンからお進み下さい。
(あわせて読みたい参考記事)
オゾン発生器の正しい選び方
オゾン発生器導入前のよくある質問
- オゾン発生器とオゾン水生成器は何が違うの?
- 気体か液体かの違いです。オゾン発生器は気体のオゾンを放出して室内空間や自動車の車内を消臭除菌したり、感染対策目的で利用することがメインの機器です。一方、オゾン水生成器は水の中にオゾンを溶け込ませ、機械設備や手術器具の洗浄・除菌や、衣類のクリーニング、食品工場の衛生環境向上等に活用されています。
- 低濃度オゾンの機種を探しています
- 「濃度」は対象空間の大きさに依存します。家庭用オゾン発生器の場合は、適用範囲さえお守りいただければ、当サイトに登録が認められた製品はすべて「低濃度オゾン」です。
一方、業務用オゾン発生器をご利用の場合は、オゾン発生量や対象空間の広さなどから計算をし、オゾン濃度がご希望の濃度になるように管理されて下さい。 - 業務用オゾン発生器はどのように使いますか?
- 対象空間に設置し、機器を稼働させ、人や動物は退避します。設定したオゾン放出と待機時間経過後に、機器を停止し、換気を行います。これが業務用オゾン発生器の基本的な使用方法になります。
- 家庭用オゾン発生器はどのように使いますか?
- 空気清浄機同様、人や動物がいる環境下において、24時間常時稼働させて使用します。
- ハイグレードの空気清浄機に搭載されている脱臭機能より効果を期待できますか?
- はい、家庭用オゾン発生器レベルでも(平均して)10倍以上の効果はあるとお考え下さい。
- ウイルス感染対策で導入を検討しています。空気清浄機にもウイルスを殺す機能があるらしいですが、どちらが強いですか?
- たしかに、空気清浄機の中にはウイルス対策やその効果を謳うものもありますが、その効果自体は事実です。ただ、その効果については、日本感染症学会の強いエビデンスによって「副次的に発生しているオゾンが菌やウイルスに効果を示している」ということがわかっています。「副次的に発生しているオゾン」のオゾン発生量は一般的な家庭用オゾン発生器の(平均して)1/10程度なので、単純に「菌やウイルス対策の効果は、空気清浄機に搭載されるそれらの機能より(平均して)10倍程度見込める」とお考え下さい。
細かいことかもしれませんが、正しい理解をしていただきたいのでご指摘すると、菌を殺すから「殺菌」と表現します。ウイルスの場合、菌ではありませんから厳密に言うと、殺菌とは表現しません。殺菌に相当する言葉としてウイルスの感染性を失わせるという意味の「不活化」と表現します。 - オゾン発生器の中にはオゾン水の生成もできる機種があるようだけど、それを購入すれば「オゾン放出」「オゾン水生成」両方できますか??
- はい、業務用オゾン発生器の中にはオースリークリア3やオゾンクラスター1400など、一部の多機能な機種ではオゾン水生成機能も搭載されています。ただし、オゾン水生成機能が搭載されているオゾン発生器でも、その生成方法はバブリング方式のため、多くのオゾン水生成器に採用されている電解式ほどの高濃度オゾン水は生成方法できません。機種にもよるので一概にはいえませんが、バブリング式のオゾン水生成では1ppmが上限です。電解式であれば3〜5ppmあるいはそれ以上の濃度も可能です。
逆に、オゾン水生成器で気体のオゾンを放出して使うなどはできません。必要とするオゾン水のオゾン濃度によって適切な機器をお選び下さい。 - 業務用と家庭用のオゾン発生器では何が違いますか?
- オゾン発生量と風量、使用環境がまったく異なります。
オゾン発生量が多量であれば、よりスピーディに高い効果(消臭・除菌・ウイルス不活化等)を期待できますが、オゾン濃度も高濃度になるため、人や動物は退避して作業を行う必要があります。ですから、たとえば、より強い効果を期待して、業務用製品を家庭用として導入し、人や動物がいる環境下でお使いいただくことできません。
詳しくは、記事リンクをご覧いただくとして、人や動物は退避して本格的な作業を行うために導入するのであれば、業務用オゾン発生器の中から。一般家庭やオフィス、教育施設など、人や動物がいる環境下で使用したいのであれば、家庭用オゾン発生器の中からお選び下さい。 - 総合得点が1位の製品を選べば失敗しませんか?
- 概ねその通りですが、たとえば、総合得点が2位であっても、清掃業界ではユーザーから高い評価を受けているパンサーJは業種別「清掃関連業」部門では第1位となっています。そのようなケースもあるため、利用シーンから選ぶのページで、利用シーンに合った人気・評価が高い最適な1台をお選びいただくことをおすすめします。