オゾン発生量 | 8pt |
---|---|
デザイン | 6pt |
買いやすさ | 1pt |
操作性 | 7pt |
実績 | 7pt |
総合得点 | 29/50 |
エアクローバー TM-11NEは、浴用化粧料やマッサージャー等を販売する「ビーライン」が販売し、タムラテコが製造する家庭用オゾン発生器です。
本機は業務用オゾン発生器部門に登録されている「バクテクターO3(TM-11MFE)」がベースとなる製品になります。
※オゾン発生量・重量・サイズ等が若干異なります。
コストパフォーマンス的には悪くない製品ですが、「家庭用」として考えた場合、その販売価格は決して安くなくそこだけがネックかもしれません。ただし、タムラテコのバクテクターO3がベースになっているだけあり、製品自体の実績は申し分ないといえます。
エアクローバー TM-11NEの仕様及び基本データ
製品名 | エアクローバー TM-11NE |
---|---|
総合得点 | 29/50 |
メーカー | ビーライン(販売元) タムラテコ(製造元) |
オゾン発生量 | 50mg/hr(20/30/40/50mg/hrの4段階切替) |
適用範囲 | 6畳~50畳 |
オゾン水生成 | 不可 |
使用環境 | 有人・無人(モードや状況による) |
用途 | 家庭用(業務用兼用) |
この製品でできること | ・60畳までの室内空間の消臭及び除菌 ・有人環境(ペット含む)での常時稼働 |
この製品でできないこと | ・オゾン水の生成 ・20mg/hr以下のオゾン放出 |
外形寸法 | W195mm×H211mm×D134.5mm |
重量 | 1100g |
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 7.6W |
運転仕様 | 24時間常時稼働 4段階で切替可能なオゾン発生量を選択し、人感センサー標準装備で24時間連続稼働 |
製品寿命 | 利用頻度や環境による |
メンテナンス | 必要 定期的にオゾン発生体の水洗い。(フィルターやランプ等の消耗品交換はありません) |
販売価格 | 207,360円 |
製品名 | エアクローバー TM-11NE |
---|---|
総合得点 | 29/50 |
メーカー | ビーライン(販売元) タムラテコ(製造元) |
オゾン発生量 | 50mg/hr(20/30/40/50mg/hrの4段階切替) |
適用範囲 | 6畳~50畳 |
オゾン水生成 | 不可 |
使用環境 | 有人・無人(モードや状況による) |
用途 | 家庭用(業務用兼用) |
この製品でできること | ・60畳までの室内空間の消臭及び除菌 ・有人環境(ペット含む)での常時稼働 |
この製品でできないこと | ・オゾン水の生成 ・20mg/hr以下のオゾン放出 |
外形寸法 | W195mm×H211mm×D134.5mm |
重量 | 1100g |
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 7.6W |
運転仕様 | 24時間常時稼働 4段階で切替可能なオゾン発生量を選択し、人感センサー標準装備で24時間連続稼働 |
製品寿命 | 利用頻度や環境による |
メンテナンス | 必要 定期的にオゾン発生体の水洗い。(フィルターやランプ等の消耗品交換はありません) |
販売価格 | 207,360円 |
エアクローバー TM-11NEのオゾン濃度目安
※2.14はオゾンの分子量を物質量で割ったもの。
※室内換気・反応物(雑菌及び臭気物質)・自己分解などの影響を受け、1/3程度で平衡状態になるため。
これに、エアクローバー TM-11NEのオゾン発生量や風量等を考慮すると、次の表の通りです。※最大時
この製品で消臭除菌作業を行う際は、こちらの濃度目安表を参考にして下さい。
エアクローバー TM-11NEのオゾン発生量は、4段階切替で最大50mg/hrとなっています。ここでは主に有人環境での安全性を示すために濃度計算することが目的なので、下の表では本機の最大オゾン発生量「50mg/hr」で計算しています。
オゾン濃度は時間経過とともに、際限なく濃度が高まるわけではありません。何故なら、オゾンは時間とともに自己分解するため、オゾンの放出を継続しても、数時間で平衡状態になるからです。
なお、エアクローバー TM-11NEの適用範囲は「6〜50畳」とされていることから広さは6畳・18畳半・30畳・50畳で計算します。
時間/広さ | 6畳 | 18畳 | 30畳 | 50畳 |
---|---|---|---|---|
5分 | 0.024 | 0.008 | 0.005 | 0.003 |
10分 | 0.048 | 0.016 | 0.009 | 0.006 |
20分 | 0.095 | 0.032 | 0.019 | 0.011 |
30分 | 0.143 | 0.047 | 0.028 | 0.017 |
40分 | 0.190 | 0.063 | 0.038 | 0.023 |
50分 | 0.238 | 0.079 | 0.047 | 0.028 |
60分 | 0.285 | 0.095 | 0.057 | 0.034 |
70分 | 0.333 | 0.111 | 0.066 | 0.040 |
80分 | 0.380 | 0.127 | 0.076 | 0.046 |
90分 | 0.428 | 0.142 | 0.085 | 0.051 |
※単位:ppm
※天井高2.5mとして計算。
エアクローバー TM-11NEの最大オゾン発生量が50mg/hrであることと、オゾンは時間とともに自己分解するため、オゾンの放出を継続しても、数時間で平衡状態になることを考慮したうえで、上記オゾン濃度目安表を見ると、本製品を有人環境下で使用することは安全であることが分かります。
ただし、表をみても分かるとおり、6畳の室内空間で50mg/hrのオゾン放出を行うと、その空間濃度は約60分で0.2ppmを超過することから狭い空間で使用する際にはこの製品のオゾン発生量切替機能を上手に活用しましょう。
この製品の特徴
エアクローバー TM-11NE特徴は次のとおりです。
- オゾン発生量が4段階(LL/L/H/HH)で切り替え可能
- 強モードはオゾン発生量50mg/hrでパワフル
- 軽量・コンパクト設計
- 同型機種が救急車への搭載実績あり
- 「時限モード」と「連続モード」切り替え
- 近接センサー(前方60cm)
一番強いモード(HH)モードはオゾン発生量50mg/hr、一番低いモードでも20mg/hrと比較的オゾン発生量が多いため、トイレやクローゼット、その他、たとえば「3畳あるが天井が2m以下」などの極端に狭い場所(9m3以下)では、連続して利用しないことをおすすめします。
もし利用する場合は使用後にはよく換気をし、オゾンのニオイがなくなってから入室するようにしましょう。
よく比較される競合製品
エアクローバー TM-11NEは家庭用としても使用できて、業務用兼用なのでオゾン発生量も多め。この機器に対抗できるのは、オゾンマート社の「オゾンクルーラー」一択かもしれません。※オゾンクルーラーの方が最大オゾン発生量が多いです。
家庭用として使うには、デザイン性、軽量、オゾン発生量などの条件も大事です。その点でもオゾンクルーラーならクリアしているでしょう。さらにエアクローバー TM-11NEの最大のデメリットともいえる価格面(207,360円)でも、オゾンマート社のオゾンクルーラー(49,800円)に優位性があります。価格がすべてではありませんが、エアクローバー TM-11NEを1台購入する金額でオゾンクルーラーが4台購入できるのは大きな差だといっていいでしょう。
しかし、エアクローバー TM-11NEの同型機種が、救急車への搭載実績があるというのはすごい信頼性です。どちらのオゾン発生器も多くの実績がある信頼できる製品です。
製品名 | オゾン発生量(最大) | メーカー | 市場価格 |
---|---|---|---|
エアクローバー TM-11NE | 50mg/hr | タムラテコ | 207,360円 |
オゾンクルーラー | 200mg/hr | オゾンマート | 49,800円 |
※市場価格はあくまでも目安であり、この価格で購入できることを保証するものではありません。
※市場価格はあくまでも目安であり、この価格で購入できることを保証するものではありません。
【追記/2020.12.18】
コロナ禍において、人気が高い低濃度オゾン発生器3機種の比較記事を公開しましたので、あわせて参考にして下さい。
今もっとも人気が高い低濃度オゾン発生器3機種の比較記事
エアクローバー TM-11NEの口コミと評判
【更新/2020.12.18】
エアクローバー(TM-11NE)の口コミや評判は、導入事例を含めてネットではほとんど確認することができませんでした。
しかし、コロナの影響もあり、ここ数ヶ月間で導入事例がいくつか確認できましたのでご紹介します。
感染症対策を徹底しています
感染症専門医の指導を受け、消毒、換気、接触防止などお客様の安全を第一に考え、オゾン発生器エアクローバーを導入しました。
引用元:ガルフスポーツクラブ(https://www.gulfwavezone.jp/lp/air_clover/)
エアクローバー導入しました
新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大とこれから冬に向けての各感染症予防対策のため、オゾン脱臭器エアクローバー(製造:株式会社タムラテコ、販売:株式会社ビーライン)を導入しました!
日頃から実施している、手洗い・うがい・全身の着替え・マスクの着用だけでなくエアクローバーの導入にて更なる感染予防対策の強化をしてまいります。引用元:ニューボーンフォト(https://naganonewborn.com/aircloverdounyu/)
救急車搭載オゾン発生器の同型機種タイプの家庭用「エアクローバー」を導入
大きな出費だけど、安心には変えられない。
「世界一安全に特化したオゾン脱臭器」というのと、空気中だけじゃなく付着菌も分解する優れもの^ ^こんなに小さいのに、ずっと変わらない除菌性能で、1時間で約20畳以上の空間除菌・付着菌除菌が可能なんて一目惚れしちゃいました^ – ^
自粛休み明けに、少しでも生徒さんに、安心して受講していただければいいな。引用元:わくわくパソコン教室(https://www.instagram.com/p/B_FSKqqjI52/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading)
傾向として、導入事例が確認できるようになった数カ月後には個人や法人様の参考になる使用感などのレビューが確認できるようになります。そのため、おそらく2021年春頃にはかなりの数の口コミや評判が確認できるはずです。
本機の口コミ及びレビューが確認できたら、随時更新していきたいと思います。
人やペットがいても安心して利用(常時稼動)できるオゾン発生器のランキングはこちら。
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