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回復したのに後遺症に苦しむこともある【コロナ感染症の新知識】

新型コロナウイルス(以下、コロナ)に感染すると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下、コロナ感染症)という病気を発症します。
コロナ感染症は、軽症で済むこともありますが、重症化することも死亡することもあります。
そして、もう1つ懸念されることがわかってきました。それは後遺症です。

この記事では、コロナ感染症が回復したあとに起きる後遺症について解説します。
後遺症は、2020年夏ごろからわかってきた「新しい知見」で、死亡、重症化に次ぐ恐さがあります。
日本では脱毛が目立ち、世界的には呼吸苦に悩む人が多くいます。
これからのコロナ対策では、後遺症に関する知識も必要になりそうです。

後遺症とは

回復したのに後遺症に苦しむこともある【コロナ感染症の新知識】

「コロナ感染症が回復したあとに後遺症が起きることがある」と紹介しましたが、この説明に違和感を持った人もいるでしょう。一般的に「回復」という言葉には、病気が治ったというイメージがあります。
しかし医学では、「回復」イコール「元の健康を取り戻した」とは考えません。症状が固定すれば、例え機能障害などの症状が残っていても「回復した」と表現します。
そして、病気の回復後に残った障害などのことを、後遺症といいます(*1)。

*1:https://kotobank.jp/word/%E5%BE%8C%E9%81%BA%E7%97%87-493989

7月以降、報道が相次ぐ

コロナ禍でも後遺症が注目されるようになってきました。2020年7月以降、さまざまな報道機関が後遺症について報告しています。

●7月18日付け朝日新聞「治っても後遺症? 新型コロナの恐ろしさ、新たな闘い」
https://www.asahi.com/articles/ASN7K41JSN7FULBJ005.html?jumpUrl=http%253A%252F%252Fdigital.asahi.com%252Farticles%252FASN7K41JSN7FULBJ005.html%253F_requesturl%253Darticles%252FASN7K41JSN7FULBJ005.html%2526amp%253Bpn%253D11

●8月29日付けYahoo!ニュース「新型コロナの後遺症 記憶障害、脱毛、集中力低下など様々な症状が明らかに~感染症専門医、忽那賢志」
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200829-00195549/

●9月27日付けWIRED「新型コロナウイルス感染症は、回復後も激しい運動に要注意? 心臓への悪影響が研究から明らかに」
https://wired.jp/2020/09/27/if-youve-just-had-covid-exercise-might-not-be-good-for-you/

日本では2020年2月ごろから、コロナ禍が重大事であると認識され始めました。それから半年ほどは、感染拡大や死亡事例や重症事例が注目を集めました。意識がほとんどない状態で病院のベッドに横たわっている重症患者さんの映像は、幾度となくニュースで流れました。
そして7月中旬ごろから、「コロナ感染症では後遺症でも苦しめられる」と言われ始めました。
苦しい症状から回復しても後遺症に苦しむことがある――コロナ感染症の新たな残酷な姿が明らかになったわけです。

普通はこのような経過をたどる

コロナ感染症の後遺症を深掘りしていく前に、「普通の経過」を確認しておきます。
国立国際医療研究センターの感染症専門医、忽那賢志氏によると、コロナ感染症患者さんの8割は、風邪やインフルエンザのような症状を訴えても、軽症のまま1週間ほどで治癒します(*2、3)。
コロナ感染症の症状は次のとおりです。

・発熱・咳・喉の痛み・だるさ・食欲低下・息切れ・痰・筋肉痛・下痢

風邪やインフルエンザと似ていますが、異なる点もあります。
息切れは、風邪やインフルエンザにはみられません。風邪にはない筋肉痛や下痢も入っています。また、風邪でみられるくしゃみが、コロナ感染症の症状には入っていません。

8割ものコロナ感染症患者さんが、このような軽症を発症し1週間くらいで治るので、これを「普通の経過」としておきます。

*2:https://carenetv.carenet.com/instructor/detail.php?instructor_id=630
*3:https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200516-00178297/

ウイルス関連の後遺症は珍しいとはいえない

ウイルス関連の後遺症は珍しいとはいえない

コロナ感染症患者さんの2割は「普通の経過」で終わらず、重症化したり、亡くなったり、後遺症を負ったりします。
では、コロナ感染症による後遺症が、特別珍しいケースなのかというと、そうではありません。

インフルエンザでも問題になっている

インフルエンザでも、後遺症や後遺症に類似した苦しい症状に見舞われることがあります(*4)。
インフルエンザ脳症は、インフルエンザの発症後に意識障害やけいれんなどを引き起こす病気です。
またインフルエンザは、ウイルスが直接肺炎を起こすこともありますが、細菌性肺炎という別の肺炎を発症させることもあります。細菌性肺炎は、インフルエンザによって免疫が低下することで細菌が侵入して発症します。

インフルエンザもコロナも、一筋縄ではいかないことがわかります。
後遺症を、自分とは縁遠い病気と考えることなく、コロナ感染症を発症してしまったら「これだけで終わらないかもしれない」と警戒を続ける必要があります。

*4:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO54741660T20C20A1000000?channel=DF140920160927&page=2

コロナ後遺症のタイプは複数ある

コロナ後遺症のタイプは複数ある

ここまでの解説で十分、コロナ感染症の後遺症の脅威を理解できたと思いますが、その恐さはまだあります。それは、後遺症のタイプが複数あることです。どの後遺症に苦しめられるかわかりません。
この記事のメーンテーマになるので、詳しく解説していきます。

日本で目立つ「脱毛」、心理的ストレスか

コロナ感染症の後遺症は各国で報告されています。日本では国立国際医療研究センターが調査を行いました(*5)。
同調査で2020年2~6月に回復して退院した63人(平均年齢48.1歳)が、次のような後遺症に悩まされていることがわかりました。

<回復して退院した人が悩まされている後遺症:日本>
●脱毛症:14人(22%)
●息切れ(呼吸苦):7人(11%)
●倦怠感:6人(10%)
●嗅覚異常:6人(10%)
●咳:4人(6%)
●味覚異常:1人(2%)

脱毛症の後遺症に悩まされた14人のうち9人は2カ月半で症状が治まりましたが、5人は同調査時点でも治っていませんでした。
脱毛はあとで紹介するとおり、フランスの後遺症調査でもみつかっています。

コロナ感染症の回復後に脱毛が発生する理由について国立国際医療研究センターは「治療が長引いたことによる心理的なストレスが引き金になった可能性がある」と指摘しています。
脱毛は、エボラ出血熱やデング熱から回復した患者さんにもみられる症状であることからそのような、このような指摘をしています。

コロナ感染症の後遺症には、心の病もあります。
世界保健機関(WHO)は8月「精神的な後遺症も報告されている」と指摘しています。
さらに、株式会社eヘルスケア(本社・東京都千代田区)という調査会社によると、医師の4割が「精神疾患の患者が増えた」と回答しています(*6、7)。

*5:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201023/k10012676781000.html
*6:https://www.tokyo-np.co.jp/article/57563
*7:https://www.sankeibiz.jp/econome/news/200921/ecb2009210841005-n1.htm

フランス、イタリア、アメリカの後遺症

フランス、イタリア、アメリカの後遺症の状況を確認します(*8)。
フランスでは、コロナ感染症と診断されてから110日が経過しても、次のような症状が続くことがあると報告されています。対象者は279人です。

<発症から110日後も続いた症状:フランス>
●倦怠感:55%
●呼吸苦:42%
●記憶障害:34%
●睡眠障害:31%
●集中力が散漫になる:28%
●脱毛:20%

イタリアでは、発症から2カ月後の症状を調査しました。対象は143人です。

<発症から2カ月後も続いた症状:イタリア>
●倦怠感:53%
●呼吸苦:43%
●関節痛:27%
●胸痛:22%
その他:咳、嗅覚障害、目や口の感想、鼻炎、結膜充血、味覚障害、頭痛、痰など

アメリカでは検査で陽性になってから2、3週間後の症状を調べました。対象者は270人です。

<検査陽性から2、3週間後も続いた症状:アメリカ>
●多い順に、咳、倦怠感、結膜充血、呼吸苦、味覚障害、嗅覚障害、胸痛

以上の3カ国と日本で共通しているのは、倦怠感と呼吸苦です。
呼吸苦についてさらに詳しくみていきます。

*8:https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200829-00195549/

呼吸苦が後遺症に現れる理由

呼吸苦がコロナ感染症の後遺症で現れるのは、肺が障害されるからです(*9)。

肺は、血液内の二酸化炭素を取り出して排出し、呼吸で取り入れた酸素を血液に混ぜる役割を担っています。肺は「超精密工場」といってよいほど繊細な仕組みになっています。二酸化炭素と酸素の交換(ガス交換)は肺のなかの肺胞という器官が担っていますが、肺胞の大きさは300マイクロメートル(0.3mm)しかありません(*10)。その小さな肺胞が、3億個もひしめきあって並んでいます。
超精密工場は、少しの刺激でも壊れやすい特徴を持ちます。

新型コロナウイルスに感染すると、肺の免疫機能がウイルスを排除しようとします。これ自体は免疫の正しい反応なのですが、免疫が過剰反応を起こすことがあります。
免疫が過剰反応を起こすと、ウイルスだけでなく、肺胞も傷つけてしまいます。肺胞はもろいので、免疫の過剰反応で簡単に壊れてしまいます。

壊れ方が軽ければ、肺胞は自己修復しますが、修復を繰り返していると元に戻れないほど悪化します。この状態を「肺胞が線維化した」といいます。
線維化した肺胞は固くなります。肺は膨らんだり縮んだりして呼吸をするので(ガス交換をするので)、肺胞が線維化すると呼吸がしにくくなります。これが呼吸苦を引き起こします。

厚生労働省は2020年7月、コロナ感染症から回復した患者さん2,000人を対象にした後遺症調査を8月から始めると発表しました(*11)。

*9:https://www.asahi.com/articles/ASN7K41JSN7FULBJ005.html?jumpUrl=http%253A%252F%252Fdigital.asahi.com%252Farticles%252FASN7K41JSN7FULBJ005.html%253F_requesturl%253Darticles%252FASN7K41JSN7FULBJ005.html%2526amp%253Bpn%253D11
*10:https://www.seihaito.jp/structure/lung.html
*11:https://www.asahi.com/articles/ASN7B5FH6N7BULBJ00C.html

厚生労働省がコロナ後遺症を調べる狙い

厚生労働省がコロナ後遺症を調べる狙い

厚労省がコロナ感染症から回復した患者さんを調査するのは、呼吸苦などの症状が、本当に後遺症なのかどうか確かめるためです(*11)。
2,000人を調べるのは、かなり大規模調査であるといえます。

コロナ感染症が肺胞を壊すメカニズムはわかっていますが、現状では、コロナ感染症と呼吸苦との関係が完全に解明されたわけではありません。
厚生労働省が調査する2,000人の内訳は、酸素投与が必要なほど症状が重かった1,000人と、中等症以下の1,000人になります。
症状が重かった回復患者さんについては、退院から3カ月後の自覚症状と肺の機能を調べます。
中等症以下だった回復患者さんについては、退院後も続いた症状を聞き、血液検査を行います。

コロナ感染症と呼吸苦との関係を解明できれば、後遺症を引き起こさない対策を講じたり、後遺症を早期に治療したりすることができるかもしれません。

合併症にも警戒を「心臓病や脳の病気には特に」

コロナ感染症では合併症への警戒も必要です。
後遺症は元の病気によって障害が残る現象ですが、合併症は元の病気が引き金となって引き起こされる別の病気です(*12)。
そしてコロナ感染症の合併では、心臓病と脳の病気が懸念されています。

*12:https://www2.ninjal.ac.jp/byoin/teian/ruikeibetu/teiango/teiango-ruikei-b/gappeisyo.html

脳梗塞リスクが高まる

先ほど紹介した感染症専門医の忽那氏は、コロナ感染症患者さんは血液が固まりやすくなる傾向があり、脳梗塞や深部静脈血栓症、急性冠症候群、心筋炎、不整脈を引き起こすことがある、と指摘しています(*13)。
血液が固まりやすくなると、血の塊ができ、それが脳の血管に詰まり脳梗塞を引き起こします。脳梗塞は、脳の細胞が死滅する病気で、命に関わります(*14)。

*13:https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200516-00178297/
*14:http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/brain/pamph103.html

スポーツ選手の突然死を招く心筋炎とは

アメリカでは、コロナ感染症から回復したスポーツ選手が心筋炎を引き起こすことを警戒しています(*15)。

心筋炎とは、ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入して免疫の過剰反応が起きることで、心臓の筋肉(心筋)が炎症する病気です(*16)。心筋炎を発症すると心臓の収縮不全や不整脈が生じます。
そして激しい運動をするスポーツ選手が、急性心筋炎を引き起こして突然死をするケースが報告されています。

アメリカでは2020年8月に、27歳のプロバスケットボール選手がコロナ感染症から回復したあとに、試合中に心不全で死亡しています。心不全も心筋炎も心臓の病気です。
そこでオハイオ州立大学は、心筋炎対策として、学生リーグの選手がコロナ感染症から回復してもすぐに練習に復帰させず、医師の診察と血液検査、心電図、MRI検査を受けさせることにしました。
アメリカでは、コロナ感染症は心臓に影響する可能性があるという考えが広まっています(*15)。

リコーブラックラムズ

画像:ジャパンラグビートップリーグで使用されるオースリークリア3

【特徴⑦】業種問わず導入事例が膨大

画像:サンフレッチェ広島に導入されているオゾンクラスター1400

*15:https://wired.jp/2020/09/27/if-youve-just-had-covid-exercise-might-not-be-good-for-you/
*16:https://www.fukui-saiseikai.com/disease/entry-617.html

後遺症を負わないようにするには

後遺症を負わないようにするには

後遺症を負わないようにするには、どうすればよいのでしょうか。

1)コロナに感染しない、2)基礎疾患を持たない

後遺症を抑える方法は2つあります。
1つ目は、コロナに感染しないことです(*17)。コロナに感染しなければコロナ感染症は発症せず、後遺症にもかかりません。
2つ目は、基礎疾患(持病)を持たない健康な体をつくっておくことです(*18)。基礎疾患はコロナ感染症の重症化リスクを高めるので、基礎疾患がなければ軽症で済む確率が高まります。

*17:https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200829-00195549/
*18:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobou/index_00013.html

「がっかり」しないでください

コロナ感染症の後遺症を発症させないようにするにはどうしたらよいか、という疑問の答えが「コロナに感染しない」と「基礎疾患を持たない」では、がっかりしたかもしれません。もしくは「そんな当たり前のことを言われても、意味がない」と思うかもしれません。

しかし、がっかりしないでください。なぜなら、あの恐い後遺症への対策が、2つもあるからです。これだけ重大な病気に、2つも対策があることは「朗報」といってもよいくらいです。

原因不明で、なおかつ生死にかかわり、対策すらない病気はたくさんあります。それに比べたら、コロナ感染症の後遺症が起きる原因は、コロナであることが明確にわかっています。そして、コロナに感染しない方法も確立してきていますし、基礎疾患を持たないようにする方法もしっかり存在します。

気を緩めず、当たり前のことを続ける

「コロナ感染症は、本症状も恐いが、後遺症も相当恐い」と認識することが第一です。
恐いと認識できれば、それを避けたいという気持ちが強まるからです。
コロナを避けたい気持ちが強まれば、「手洗い、咳エチケット、マスク着用、3密回避」を緩める気持ちをいさめることができます。

さらに、後遺症は肺、心臓、脳、心の病気として現れます。そこまでわかっていれば、禁煙する、血圧に配慮する、塩分を控える、栄養バランスの取れた食事をする、適度な運動をする、肥満を解消する、糖尿病にならないようにする、ストレスをためない、といった行動変容を起すことできるようになります。

コロナを恐れる気持ちが陳腐化したり、ウィズコロナ生活に嫌気をさして対策を怠ったり、いまだに身の回りに感染者がいないために油断したりすれば、そこをコロナに突かれます。
気を緩めず当たり前のことを続けることが、コロナ対策であり、後遺症対策になります。

コロナ対策の新しい情報を入手する

コロナ対策の新しい情報を入手する
出典:ABCニュース

後遺症対策には、コロナ対策が有効です。
そしてコロナ対策は日進月歩なので、最新情報を入手するようにしてください。
ここでは、新しいコロナ対策情報として、オゾンを紹介します。

オゾン発生器とオゾン水生成器でコロナ対策を強化できる

オゾン(O3)は、酸素(O2)と同じように酸素原子(O)だけで構成される気体ですが、圧倒的な酸化作用を持つ点が異なります。酸化はウイルスを殺菌する力を持つので、コロナ禍が騒がれ始めた当初から、オゾンはコロナを殺菌できるのではないかと期待されるようになりました。
そして2つの国内の医科大学が、2020年5月と8月に相次いで、オゾンにコロナを不活化させる(死滅させる)効果があることを証明しました(*19、20)。

気体のオゾンをつくる「オゾン発生器」や、オゾンを水に溶かしたオゾン水をつくる「オゾン水生成器」は、すでに家庭用も業務用も市販されています(*21)。
コロナ対策を強化したいと考えている方は、ぜひ検討してみてください。

*19:http://www.naramed-u.ac.jp/university/kenkyu-sangakukan/oshirase/r2nendo/documents/press_2.pdf
*20:https://www.fujita-hu.ac.jp/news/j93sdv0000007394.html
*21:https://www.ozonemart.jp/wp/archives/product_lp

まとめ~やることは決まっている「やりましょう」

オゾンクルーラーは数多くの医療施設で利用されています。

画像:病院で使用されるオゾンクルーラー

後遺症の恐さは、コロナへの恐怖を倍増させます。「コロナ感染症から回復してもまだ苦しむことがあるのか」と思うと、気持ちが沈みそうになります。

しかし、20年前の、がん治療の現状を思い出してみてください。当時は、がん宣告は死亡宣告のように受け止められていました。そのため、がん患者さんに最期まで告知しないことも珍しくありませんでした。ところが今は、医師は、がんを発見するとすぐに本人と家族に伝えます。そして、「初期に見つかれば治る確率が高い」という認識も広がりました。それによって人々は、がん検診を受けるようになったり、がんになりにくい健康な体をつくるようになったりしました。

ウィズコロナ社会でも、それと同じことをすればよいわけです。新型コロナウイルスは、物理的に存在するものなので、物理的な壁によってシャットアウトすることができます。基礎疾患がなければ、重症化しにくいこともわかっています。
できることと、わかっていることを実行していれば、コロナ感染症への恐れも、その後遺症への恐れも相当軽減されるはずです。

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