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オゾン発生器業界は中小のメーカーと販社が牽引している

強い殺菌力を持つ気体「オゾン」は、新型コロナウイルスの感染対策ツールとして定着しました。
オゾンは自治体やプロ野球球団のコロナ対策や、救急車の殺菌に使われていて、マスコミがその活躍ぶりを紹介しています。

●コロナに有効な「オゾン除菌消臭器」配布 寄居町が全行政区に
2021年2月4日付け、埼玉新聞(*1)

●オゾン脱臭機などコロナ対策徹底 ヤクルト春季キャンプ
2021年1月30日付け、サンケイスポーツ(*2)

●救急車内の感染防止にオゾン発生器など導入 四日市市消防
2021年2月2日付け、中日新聞(*3)

オゾンが、コロナ禍の早い段階で活躍できたのは、オゾン機器メーカーや販売会社が、数十年にわたって研究、開発、販路拡大をしてきたからです。
この記事では、特殊な機器だったオゾン発生器とオゾン水生成器を、「コロナ対策のエース」にした中小企業4社にスポットライトを当てていきます。

*1:https://this.kiji.is/729897924253728768?c=39546741839462401
*2:https://www.sanspo.com/baseball/news/20210130/swa21013021070004-n1.html
*3:https://www.chunichi.co.jp/article/195353

オゾン機器とはオゾン発生器とオゾン水生成器のこと

オゾン機器とはオゾン発生器とオゾン水生成器のこと

オゾンは自然界に存在する気体ですが、コロナ対策ツールとして使うには、オゾン発生器という機器を使って人工的にオゾンをつくる必要があります。
また、オゾンを水に溶かしたオゾン水は消毒液として使うことができ、これはオゾン水生成器でつくります。

オゾン機器業界トップの「タムラテコ」

オゾン機器業界トップの「タムラテコ」

株式会社タムラテコと聞いて、すぐに「あの会社」とわかる人は少ないでしょう。会社概要は次のとおりです(*4)。

社名株式会社タムラテコ
会社の使命オゾンを医学的に正しく安全に使用していただくこと
代表取締役・創業者田村耕三
設立2003年4月
本社大阪府東大阪市長田東2-1-33 長田平成ビル4F
資本金2,000万円(グループ全体では4,300万円)
従業員数グループ全体で35人
事業内容オゾン、紫外線、酸素の特性を生かし、生産、生活環境を豊かにする商品の開発・設計・生産・販売・保守を一貫体制で行う
社名株式会社タムラテコ
会社の使命オゾンを医学的に正しく安全に使用していただくこと
代表取締役・創業者田村耕三
設立2003年4月
本社大阪府東大阪市長田東2-1-33 長田平成ビル4F
資本金2,000万円(グループ全体では4,300万円)
従業員数グループ全体で35人
事業内容オゾン、紫外線、酸素の特性を生かし、生産、生活環境を豊かにする商品の開発・設計・生産・販売・保守を一貫体制で行う
(2021年2月現在)

創業者で社長でもある田村氏は、30代前半の若さでタムラテコをおこしました。ただ、会社設立から20年近く経ちますが従業員は35人で、資本金も「億円」に届いていません。
しかしタムラテコは「小さな巨人」といえる存在で、オゾン機器業界では確固たる地位を築いています。
その「すごさ」を紹介します。

*4:https://www.teco.co.jp/company.htm

タムラテコは提携相手がすごい:コニカミノルタ、大学医学部など

資本金約375億円、従業員数約4万人の世界的光学機器メーカーであるコニカミノルタは2021年1月、医療機関向けオゾン発生器を開発するために、タムラテコと業務提携を結びました(*5)。
コニカミノルタが電源やファンなどの部品をつくり、オゾンを発生させるメインの部品はタムラテコがつくります。

タムラテコのすごさを認めているすごい機関はまだあります。
オゾンがコロナを死滅させる(不活化させる)ことを世界で初めて実験で証明したのは、奈良県立医科大学ですが、タムラテコは同大とも共同研究をしています。
そして、低濃度のオゾン水でもコロナを不活化させる効果があることを証明した藤田医科大学も、タムラテコと共同研究をしています(*6)。

タムラテコの共同研究の相手はほかにも、国立がん研究センター、東北大学農学部、北海道大学薬学部、大阪大学医学部、東京工業大学工学部、経済産業省医療福祉室などがあります。

*5:https://www.teco.co.jp/wp/topix/7854
*6:https://teco.co.jp/coproduced.htm

タムラテコの従業員がすごい

タムラテコが一流企業や一流大学と共同研究ができるのは、技術力が高いからです。タムラテコの技術力を支えているのは優秀な人材です。
タムラテコには従業員が35人しかいないのですが、その出身大学は、東京大学、早稲田大学、横浜国立大学、上智大学、明治大学、大阪市立大学、同志社大学、立命館大学などとなっています。
田村社長は大阪市立大学出身です。
タムラテコは少数精鋭軍団といえます。

実績もすごい「売上高は2年で7倍」

タムラテコの実績を紹介します。
グループ全体の売上高は、2019年約18億円、2020年約62億円、2021年(予想)121億円と推移しています。わずか2年で売上高が7倍になっています。

タムラテコの研究開発室は、本拠地の東大阪市のほかに、「中国のシリコンバレー」と呼ばれている中国・深圳(しんせん)市にも置いています。シンガポールにもオフィスを構えています。
すでにグローバル企業になっています。

タムラテコのオゾン機器の紹介

タムラテコの主力製品は、オゾン発生器とオゾン生成器です。
そのほかに「CT計オゾンガス」「オゾンガス+オゾン水関連商品(業務用)」「紫外線関連商品」「大型・環境改善その他」「濃度計」も製造しています。

このなかから、オゾン発生器とオゾン水生成器を1台ずつ紹介します。

BIOZONE PRO

●オゾン発生器「BIOZONE PRO」

「BIOZONE PRO」は、医療機関向けに開発されたオゾン発生器で、1時間で377mgのオゾンを発生します。奈良県立医科大学によると、コロナは、濃度6ppmのオゾンに55分間さらすと10,000分の1まで死滅します(*7)。
オゾンの濃度は次の計算式で算出します(*8)。

●オゾン濃度(ppm)=オゾン発生量(mg/h)÷容積(㎡)÷2.14

この計算式に「BIOZONE PRO」のオゾン発生量377mg/hと6畳部屋の容積25㎡を入力すると、オゾン濃度は7.05 ppmになります。計算式は次のとおりです。

●6畳の部屋で「BIOZONE PRO」を使ったときのオゾン濃度=377mg/h÷25㎡÷2.14=7.05ppm

これは濃度6ppmより濃いので、「BIOZONE PRO」は、コロナを殺菌する能力が十分あると「いえそうです」。タムラテコはまだ、「BIOZONE PRO」でオゾン殺菌できたと発表していないので、本稿では「いえそうです」としておきます。(価格非公表)

*7:https://www.naramed-u.ac.jp/university/kenkyu-sangakukan/oshirase/r2nendo/documents/press_2.pdf
*8:https://ad-project.co.jp/ozone-detail/

オゾン水生成器「Lくりん(キャリー移動式)」

●オゾン水生成器「Lくりん(キャリー移動式)」

オゾン水は、つくってからしばらくすると、溶けているオゾンが酸素に変わってしまい殺菌能力が落ちます。そのためオゾン水は、つくってすぐに殺菌作業に取り掛からなければなりません。それでオゾン水を使うには、オゾン水生成器を購入する必要があります。

オゾン水生成器「Lくりん(キャリー移動式)」は幅30cm、高さ30cm、奥行き20cm、重量12kgです。女性だと少し重いと感じるかもしれませんが、キャリーがついているので移動は問題ないでしょう。
1分間に16.5Lのオゾン水をつくることができます。オゾン濃度は4.0mg/Lまで高めることができます。
藤田医科大学は、オゾン濃度2.0mg/Lのオゾン水でコロナを殺菌できることを証明しているので、4.0mg/Lは十分な値と「いえそうです」(*9)。

「Lくりん」は約62万円と高価です。
タムラテコでは、「ZERO(ゼロ) TOM-05」という約31万円のオゾン水生成器も製造販売しています。こちらは1分間に5Lのオゾン水をつくることができます(*10)。

*9:https://www.fujita-hu.ac.jp/news/j93sdv0000007fdg.html
*10:https://ozone-plus.com/ozonewatergenerator/forhome/zero-tom05/

「オーニット」は創業時からオゾン開発に取り組む

「オーニット」は創業時からオゾン開発に取り組む

オーニット株式会社の設立は1992年で、設立当初からオゾン発生器の開発に着手しています。タムラテコより歴史があり、オーニットの仁戸田昌典社長は「日本一のオゾンメーカーを目指す」と宣言しています(*11)。

社名オーニット株式会社
代表取締役・創業者仁戸田 昌典
設立1992年10月10日
本社岡山県赤磐市桜が丘東3-3-765
資本金5,000万円
従業員数37人
事業内容オゾン関連商品の研究・開発・製造・販売
社名オーニット株式会社
代表取締役・創業者仁戸田 昌典
設立1992年10月10日
本社岡山県赤磐市桜が丘東3-3-765
資本金5,000万円
従業員数37人
事業内容オゾン関連商品の研究・開発・製造・販売

オーニットは岡山県の中小企業ですが、次のような受賞歴があります。

●小型オゾン発生装置製造事業所登録認定(日本オゾン協会)
●はばたく中小企業・小規模事業者300社 (経済産業省)
●健康経営優良法人2020(中小規模法人部門)(経済産業省)
●岡山・わが社の技(岡山県)

本稿で特筆したいのは日本オゾン協会による、小型オゾン発生装置製造事業所登録認定です(*12)。
この認定は、オゾン発生器メーカーが、1)生産と品質の管理体制と、2)アフターサービスとクレーム処理の体制を整えていて、なおかつ、3)安全かつ有効に使用できる品質を有している、ときに受けることができます。
つまりオーニット製品は業界団体のお墨付を得ているので、やはり、キラリと光る中小企業といえます。

*11:http://www.ohnit.co.jp/company/index.html
*12:http://www.j-ozone.org/system/sys_pro.html#sys_pro2

オゾン発生の基礎技術で特許「年50万台に使われている」

オゾンの低温プラズマ発生体

出典:http://www.ohnit.co.jp/ozonizer/index.html

オーニットは岡山県工業技術センターと共同で「オゾンの低温プラズマ発生体」という特許技術を開発しました(*13)。低温プラズマ発生体は現在、家電、鉄道、自動車など年50万台の機械に搭載されています。

オゾン(O3)は酸素(O2)と同じように酸素原子(O)だけで構成されています。空気中の酸素に刺激を与えると、オゾンになり、オゾンをしばらく放置すると酸素に戻ります。

オーニットのオゾン発生器は、刺激に電気を使います。低温プラズマ発生体は、湿度による放電のバラつきを抑制して、安定して酸素に放電してオゾンをつくります。

*13:http://www.ohnit.co.jp/ozonizer/index.html

オーニットのオゾン機器の紹介

オーニットのオゾン機器のラインナップは次のとおりです(*14)。

●剛腕シリーズ:ポータブル型のオゾン発生器。タイマーを内蔵しているので、人がいないときに高濃度オゾンで室内を強力に殺菌します。
●低濃度オゾン発生器シリーズ:あえて低濃度のオゾンを発生させることで、人がいる空間でも殺菌できるようにしています。
●家庭用オゾン発生装置:家庭用の脱臭機能をメインとしたオゾン発生器です。
●仙水シリーズ:排水を浄化するためのオゾン発生器です。インフラを管理する行政機関など向けの機器です。
●サニアクリーン・シリーズ:オゾン水生成器です。
●専用設計:顧客の用途に合わせてオーダーメイドで大型のオゾン発生器やオゾン水生成器を製造します。

*14:http://www.ohnit.co.jp/product/index.html

オーニットのオゾン機器をコロナ対策に使っている事例

オーニットのオゾン機器は、医療機関や送迎事業を行っている企業などで活躍しています(*15)。
埼玉県の小児科クリニックは2020年12月に、コロナの抗原検査も行うことになりました。そこで、より強固な感染対策が必要になり、オーニットのオゾン機器を導入することにしました。
広い待合室などには、低濃度オゾン発生器シリーズの「エアフィーノVS-50SW」を設置し、狭い診察室には、やはり低濃度オゾン発生器シリーズの「爽やかイオンプラスCS-4」を導入しました。

栃木県の送迎事業の会社は、送迎車のコロナ除菌を、スタッフの労力を極力使わず行いたいと考えました。加えて、高い除菌効果とアフターフォローも必要でした。

そこで、オーニットの剛腕シリーズ「剛腕1400」を購入しました。
剛腕1400は、オゾン濃度を、350、700、1,050、1,400mg/hの4段階に調節できます。
1,400mg/hはかなりの高濃度ですが、剛腕1400にはタイマーがついているので、無人の送迎車のなかに剛腕1400を設置してオゾンを発生させ、除菌が終わったら自動で停止させることができます。
高濃度のオゾンを人が浴びると健康を害することがありますが、タイマー方式なら安全です。オゾンは時間が経てば酸素に変わって無害化します。

*15:http://www.ohnit.co.jp/case_studies/index_cat01.html

オゾン普及に尽力している販売会社オーリック

オゾン普及に尽力している販売会社オーリック

北九州市のオーリックは、オゾン発生器を販売する会社です。
概要は以下のとおりです(*16)。

社名オーリック株式会社
会社の使命オゾンの素晴らしさを全国に届ける
代表取締役・創業者門野美郎
設立1959年
本社福岡県北九州市門司区奥田2丁目6番1号
資本金3,800万円
事業内容・オゾン発生器などの環境商品の販売
・石油製品、空調機器の販売
など
社名オーリック株式会社
会社の使命オゾンの素晴らしさを全国に届ける
代表取締役・創業者門野美郎
設立1959年
本社福岡県北九州市門司区奥田2丁目6番1号
資本金3,800万円
事業内容・オゾン発生器などの環境商品の販売
・石油製品、空調機器の販売
など

オーリックは20年以上前から、オゾン発生器の販売を手掛けています。
同社はこれまでに、除菌目的、脱臭目的、食材の鮮度維持目的、漂白目的、害虫忌避目的で、病院、福祉施設、消防署、ホテル、食品工場、飲食店、一般家庭などにオゾン発生器を販売してきました。
オーリックはネット通販でオゾン発生器を扱ったり、中古のオゾン発生器を取り扱ったりして、オゾンの普及を後押ししています。

*16:https://www.ohric.jp/ozone/company.htm

強みは使用状況に応じたオゾン発生器を提案できること

オーリックの強みは、オゾンでコロナ対策をしたい企業や個人に、使用状況に応じたオゾン発生器を紹介できることです。
オーリックは販売専門なので、どのメーカーのどのオゾン発生器でも顧客に紹介できます。
また、アフターサービスも、メーカーと協力して充実させています。

「工場を持たないメーカー」オゾンマート

「工場を持たないメーカー」オゾンマート

オゾンマートは、オゾン機器業界では異色の存在です(*17)。

屋号オゾンマート
社名アースウォーカートレーディング株式会社
会社の使命●品質の良いオゾン発生器を海外で生産し、低価格でお客様の元へ
●高品質の日本製オゾン発生器を、可能な限り低価格でお客様の元へ
代表取締役・創業者重村俊雄
設立2011年9月1日
本社山口県周南市銀南街1 徳山センタービル8階
資本金1,000万円
事業内容・オゾン発生器など産業機械の製造販売
・オゾン発生器など産業機械のOEM・ODM製造と輸入販売
屋号オゾンマート
社名アースウォーカートレーディング株式会社
会社の使命●品質の良いオゾン発生器を海外で生産し、低価格でお客様の元へ
●高品質の日本製オゾン発生器を、可能な限り低価格でお客様の元へ
代表取締役・創業者重村俊雄
設立2011年9月1日
本社山口県周南市銀南街1 徳山センタービル8階
資本金1,000万円
事業内容・オゾン発生器など産業機械の製造販売
・オゾン発生器など産業機械のOEM・ODM製造と輸入販売

オゾンマートは、国内外メーカーのオゾン機器を販売する一方で、自社でオゾン機器を設計して、日本や中国の契約工場に製造を依頼する「工場を持たないメーカー」でもあります。

「工場を持たないメーカー」は、製品の企画と設計に専念できるため、高品質の製品を生み出すことができます。例えばアップルも「工場を持たないメーカー」であり、iPhoneは台湾企業が製造しています。

オゾンマート 重村代表

オゾンマート 重村代表

*17:https://earthwalker.co.jp/company/

オゾン発生器のネット販売の先駆け

オゾンマートは2011年設立の若い会社ですが、その3年前の2008年から、海外のオゾン発生器を日本市場向けに改良して輸入し、販売していました(*18)。当初からインターネットで販売しており、オゾン発生器のネット販売の先駆けといえます。

*18:https://earthwalker.co.jp/ozone/

低価格でないと普及しない:「国境を超えた工場直販」で安さを実現

オゾンマートは、オゾン発生器を国内で安く販売したいと考えました。いくら性能が高くても、高額では普及しないからです。
そこでオゾンマートは、海外のオゾン発生器メーカーと日本の利用者を直結する「クロスボーダー+ファクトリーダイレクト」(国境を越えた工場直販)というビジネスモデルを構築しました。
海外メーカーと日本の利用者の間にオゾンマートしか介在しなければ、それだけ安く販売できます。

その甲斐あって、オゾンマートは個人商店から大企業まで、数千社にオゾン発生器を販売することができました。
オゾンマートもまた、日本にオゾンを普及させた立役者です。

普及版は中国生産、高品質モデルは日本生産

「工場を持たないメーカー」について解説します。
オゾンマートはオゾン発生器やオゾン水生成器のOEMとODMを行っています。

Original Equipment Manufacturing(OEM)は、委託者(ここではオゾンマート)が製品開発や設計、組み立て方までを考え、受託者(工場を持つメーカー)にそのとおりにつくってもらう製造方法です。
Original Design Manufacturing(ODM)は、受託者が製品開発、設計、製造をして、委託者が委託者のブランドで販売する方法です。

輸入業者であるオゾンマートがOEMやODMに乗り出したのは、理想のオゾン機器をつくりたかったからです。
OEM・ODMのスキルがあるオゾンマートは、中国メーカーに一度に数千台規模の大量発注をして、安いオゾン機器をつくることに成功しました。しかも、オゾンマート側で品質コントロールができるので、低価格でも品質を犠牲にしないで済みます。
オゾンマートはさらに、高品質バージョンのオゾン機器を、日本メーカーに発注しています(*19、20)。

*19:https://www.ozonemart.jp/aboutus/
*20:https://earthwalker.co.jp/ozone/

オゾンマートの最上位機種と低価格製品

オゾンマートのオゾン発生器のうち、あのアパホテルが導入した248,000円(税別、以下同)の最上位機種と、シリーズ累計2万台突破している59,800円の低価格版を紹介します。

アパホテルに導入されるオゾンクラスター1400

© オゾンマート

●プロ仕様のオゾンクラスター1400

アパホテル(宇都宮駅前)は、コロナ禍前にオゾンクラスター1400を導入しました。当時は外国人観光客が多く訪れ、強い香水をつけている人が多く「残り香」の対応に困っていました。また、全体の3割が喫煙室で、タバコの臭い消しにも苦労していました。

オゾンクラスター1400を導入する前は、従業員が消臭スプレーを使い、1部屋あたり数分かけて臭いを消していましたが、手間がかかるうえに効果が長続きせず苦慮していました。
オゾンクラスター1400を導入してからは、臭いが強い部屋にこの機械を設置して、スイッチを入れて放置するだけです。所定の時間が経過したら、「オゾンクラスター1400」を次の部屋に置いて、またスイッチを入れて放置するだけです。手間がかからないうえに、脱臭効果が格段に上がりました。

プロのラグビーリーグでも利用されているオースリークリア3

© オゾンマート

●シリーズ累計2万台突破の最新モデル「オースリークリア3」

オースリークリア3は、本格的なオゾン発生器でありながら6万円を切る価格を実現しました。そしてこの機械でオゾン水をつくることもできます。従来モデルと比較して、オゾン発生量は2倍になり、操作性や実用性なども格段に向上しました。

手頃な販売価格にもかかわらず、当サイトの業務用オゾン発生器部門でも4位となっています。また、ラグビートップリーグやJリーグのプロサッカーチームに導入されるなど、実績は膨大であり、その実力は疑いの余地がないでしょう。

まとめ~中小企業の地道な努力がコロナ対策で生きた

まとめ~中小企業の地道な努力がコロナ対策で生きた

2020年初頭、コロナが人類の脅威になることがわかったとき、どのような対策を取ることができるのかが世界中で議論されました。マスク、3密回避、アルコールなどさまざまな対策が提起され、オゾンもその1つに挙がりました。

そしてオゾンはすぐに、コロナ対策の「エース級」になりました。清掃業者が、コロナ感染者が多数発生した場所を消毒するときに、真っ先に使うのがオゾンです。

オゾンは特殊な気体であるため、コロナ禍以前は、医療機関や食品工場など、ウイルスや細菌が発生すると深刻な事態を招く場所でのみ使われていました。
しかしコロナ禍によって、あらゆる場所が「ウイルスが発生すると深刻な事態を招く場所」になり、オゾン機器は引く手あまたの必需品になりました。

オゾン発生器とオゾン水生成器が、コロナ禍が発生してすぐに重要対策ツールになることができたのは、長年の研究・開発・製造・販売の歴史があったからです。
それを、ここで紹介した4社を含む中小企業が牽引したことは、特筆に値する事実といえます。

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